ハウスメーカーさんをお断りすることにしました

ハウスメーカーさんに感謝

暖かな日が続くこの日、夕方から最後まで選考対象に考えていたハウスメーカー、C社とG社へ正式にお断りをしに行ってきました。まずはC社の事務所へ。初めて入ったのですが、パッと見は美容室か喫茶店風のしゃれた造りです。BGMが流れ、デザイナーズの椅子があちこちに置かれています。バウハウスのポスターなども飾ってありました。応対してくれたお兄ちゃんはカリスマ美容師風。緩いウェーブのかかったロン毛に茶髪、ピアスと定番のスタイルです。

たまたま営業さんは席を外していたのですが、設計担当の方とインテリアコーディネーターの方にお会いすることができたので正式にお断りを申し入れました。大変残念そうな表情でしたが、これも何かのご縁ですのでいい家をお建てになってくださいと暖かいエールを送っていただきました。

その後G社の事務所へ。いつもの営業さんと設計さん、インテリアコーディネーターさんにお会いし正式にお断りを申し入れました。残念そうな表情は皆さん同じで、【ウチで決めていただけると思っていたんですが・・・】といわれました。

お断りの理由

この2社をお断りする理由は・・・よくわかりません。【何がダメだったか】というよりは直感で決めましたという感じだからです。何人かとお見合いしてみん ないい人たちだなぁと思っても、一人としか結婚できない、そんな選択をした感じです。正直にいえば、プランの具体性に関してはハウスメーカーさんの圧勝で す。完成予想図が目に見える形で様々に示されたり、プランの改訂の迅速さなど、個人の設計事務所ではとうてい足許にすら及ばないことが多かったからです。しか し、直感というのは恐ろしいもので、間取りの変更をシャーペン一本でさらさらとスマートに変えていく姿は僕たちを満足させるに必要十分な魅力を持っていました。もち ろん、それ以外にもいろいろ理由はあるんでしょうが、うまく言葉にできません・・・。

この2社には何か可能性を感じただけに、今までつきあっていただいてとても感謝しています。プランの切り口やインテリアの提案などとてもすばらしい力量でした。もしセカンドハウスを建てることができるなら、この2社を考えてみたいと思うくらいです。施主素人に様々な着眼点を教えていただいたことに感謝。お断りした以上はこの2社さんに負けないようないい家を造りたいと改めて思いました。