T川所長と打ち合わせ

プチ飲み会（笑）

1月23日、T川所長の設計による建築中の物件を見に行ってきました。まだ棟上げが行われたばかりで壁など何もない状況でしたが、大きな太鼓梁があったり、薪ストーブ設置が予定されているなど、自然派の素材をふんだんに使った家になりそうです。当日は雨の降る寒い一日でしたが、そんななかT川所長と次の打ち合わせの日程を決め、1月26日の夕方からに決まりました。

1月26日、我が家にT川所長が初お目見え。賃貸物件にしては廊下が意外に広いと驚かれていました。 打ち合わせといっても、前回プレゼンしていただいた間取りに関し漠然とした話を繰り返すだけなのですが、これが結構楽しい。ハウスメーカーさんの打ち合わ せとはまた違った雰囲気です。建築家談義や家具の話などなど、直接間取りとは関係なさそうなことまでいろいろと話をしました。途中食事タイム→プチ飲み会となり、談義は延々4時間。しかも具体的な進展はなし（笑）

プチ飲み会を企画したのは、我々のプライベートな生活の中で占めるお酒の位置を確認してもらおうと思ったからです。夫婦共々酒好きで、新居にはバーカウンターも設置してもらおうかという企画ですから、やはり建築家さんサイドにもこうした情報を生で提供したいと思ったわけです。結果がどう出るかはともかく、【お酒を飲みながらの打ち合わせは初めて】と言っていただきましたので、何らかのインスピレーションのきっかけになってくれるかも知れません。

いいプランができてくるといいのですが・・・

T川所長ファーストプレゼン

自由度が・・・

各HMさんのプランが出そろいつつある中、T川所長からプランができあがったとの連絡がありました。26日にお会いすることを約束し、正午過ぎに事務所へと出向きました。

いつものように３階の資料室へ通していただいたのですが、なぜかT建設の専務取締役が同席。【ハメられた〜】（笑）と思いながらお話を聞くことに。

大きなテーブルに提示されたのはなんと２つのプランでした。そのどちらをとっても非常によく考えて作り込んであります。プラン１はLDKを大きくとったボリューム感の大きいもの、プラン２はLDKは若干小さいものの、中庭を取り込む形で広さを表現しているプランでした。どちらのプランも僕たちの要望をほぼかなえているすばらしいプランでした。

すごいよ〜っ！

「設計事務所ですのでHMさんのように日照時間の計算や豪華なケースで綴られた3Dモデリングなどの小技を色々使ってプレゼンすることはできませんが、施主さんの希望通りの家を建てられるということに関していえば、決してHMさんに負けているとは思いません」

「普通はもう少しラフなプランを提示してから施主さんと細かく詰めていくのですが、さっさーさんの場合は要望書が相当細かく作ってあったので、かなり参考になりました。ただ、要望の優先順位がわかりませんので、そのあたりは今後詰めていきたいと考えています」

こんなところでも要望書が役に立つとは。ほめてもらってうれしいです　

かなり大き目のLDKをとったプラン1

リビング収納のついたプラン2

それにしても自由度が高いとこんな感じになるのか・・・と驚きました。HMさんの設計とは違い、柱や壁などの構造に自社規格がないのでほぼ完全な自由設計ということになります。何もないゼロの状態にこうした建物を設計できるということに驚くとともに、HM所属の方もふくめ、建築士さんってすごいんだなぁと感心しました。

未来をのぞく住宅展

これまたすごい・・・

木の家を見に行った帰り、近くでASJスタジオが開催する『未来をのぞく住宅展』へ足を伸ばしました。これはASJに参画している建築家さんたちの展示会で、今回も地元建築家を始め関西一円から様々な方がお見えになっていました。基本的には自分の作品をパネル展示していたり、立体模型を展示してあったりで、特に勧誘などはなく実に静かな展示会です。HMの住宅展示場とはまた違った雰囲気があります。

Ｔ川所長も今回のイベントに参加されていましたが、滅多に見ることのできない他の建築家さんたちの作品も見せてもらおうと展示場をブラブラしていました。はっきり言って『すごい！』の一言です。感嘆するほかありません。どれも全く違った家で、同じものは一つとしてありません。風合いがにているということはあっても、それは建築家の個性なので、それがまたダイレクトにわかるからおもしろいです

木の家を見に行ってきました

こりゃ〜凝ってます

何度かコンタクトを取っているＴ川所長ですが、先生が設計しＴ建設さんが施工されたという木の家を見に行ってみないかというお誘いがお義母さんにあったようで、見に行くことにしました。

外観もかなり凝っている感じが・・・

この木の家、Ｔ川所長のHPでも見ることができるのですがかなり本格的な作りのようです。天気がよいこの日、お義母さんを引き連れて出かけました。

物件見学

ふむふむ・・・

Ｔ川所長とＴ建設さんから『一度完成物件も見てみませんか？』とのお誘いがあったので、夕方から家族で見に行くことにしました。現在、すでに居住されておられる物件ですので手土産は欠かせません（笑）

場所は自宅から車で15分程度の町中です。交通量も多い商業地区で、いわゆる住宅街ではありません。大きなビルに挟まれた形でそのお宅はありました。ファサードはRC打ちっ放しのRのついた高い壁で覆われたシンプルモダンです。交通量の多い面にはあえてこうした壁を設けることでプライバシーの確保を図っています。しかし、反対側は学校の校庭になっているので借景が可能です。２階リビングのため学校側からの目線は気になりません。リビングは吹き抜けにロフトを併設しているワンルームです。リビングから１階へ降りる階段そばにもRC打ちっ放しの柱がスリット状にそびえ立っています。

キッチンはシンクのみのアイランドタイプ。コンロは反対側に設置され、使い勝手も考慮されています。お風呂は一般的なタイプのUBでしたが、残り湯を洗濯機へ自動で送り込む機能もついていました。１階は主に家人らのプライベートルーム。勝手口も併設されていて、子供たちは主にここを出入りするようです。ドアもすべて設えられた一品モノ。シンプルな中にもさりげない主張が感じられます。幅木の仕上げも丁寧だと感じました。

なんだかんだで１時間弱お邪魔し、見学を終えました。その後Ｔ建設さんに誘われ松下電工の地元ショールームにいきました。見学現場から車で５分ほどのところですが、普段訪れることがないのでややとまどいます。キッチンもなかなかゴージャスなモノがそろっていたり、ユニットバスも酸素浴などおもしろそうでした。遅れて到着したＴ川所長も一緒に見て回ってくださいました(^^;;