ついに

しばらく放置状態でしたが

すったもんだと紆余曲折の末、ようやく工務店側との価格交渉が成立しました。あとは正式な契約を待つことに。当初の見積から約10%の減額となりました。5%分は仕様変更によるもの、そして残りの5%分は工務店側のVEその他の努力によるものといった感じです。大きな減額としたものはざっと以下のとおり。

・床大理石をタイルに変更
・ガレージ前部分の自然石乱貼りをタイルに変更
・LDK左官仕上げをクロス張りに変更
・SUS雨樋を塩ビに変更
・構造材変更
・全館空調値引き交渉
・などなど…

ここにも書ききれない項目も多く、すべて合わせれば約60項目に及びます。もちろん、譲れない部分（お風呂の在来→UB変更など）は若干の減額や変更なしで挑みました。全部妥協してしまえばもっと安くなるんでしょうけど、ある程度の価格を担保しないと施主は満足できないし、施工側も大変ですしね…。

今回の価格交渉の一件でわかったことといえば…

建築家のプライドも存在する

ということでしょうか。やはりいい材料を使って仕上げたいと思うのは施主だけではなく建築家も同じ。もちろん、建築家は施主の側に立つことが求められますが、施主と対立することもあります。なんとかT川所長の意向も汲んであげたいのですが、無い袖は振れず…。お金が湯水のように使えれば一番なんでしょうけどね。

さ、これからが本番。頑張ります